リモートデスクトップ（VPS）の概要や必要性について

EAを稼働させるために必要なPC環境。
物理的なコストが必要なく、予算を最小限でおさえられるVPS（仮想専用サーバー）が注目を集めています。

そこで本記事では
『リモートデスクトップ(VPS)』の概要・必要性やメリットまとめてみました。

リモートデスクトップ（VPS）とは？

VPSとは「Virtual Private Server」の略称で、
本来PCなどローカル環境で行う処理を、仮想環境で行えるようにするための「仮想専用サーバー」です。

安定したパフォーマンスを得られる点が大きな特徴です。

通常PC上でインターネットを使用する場合、Wi-Fiや有線回線での接続が必要となります。
PCが通信遮断されると、開いていたアプリやツールは使用できなくなってしまいます。

しかしVPSだと、常にインターネットとつながっているので、
使用者側のネット環境に関わらず24時間アプリやツールを起動させたまま保つことができるのです。

通常FX自動売買は、MT4という取引ツールをインストールします。
その中にEA（自動売買ツール）をダウンロードさせることにより自動で取引が行えるようになります。

安定した取引を行う為には常に自宅のPCを稼働させていなければなりません。
万が一、PC上のトラブルや停電などで通信が途切れてしまうと、EAの稼働が遮断され安定した取引が実施できなくなってしまいます。

MT4を使用して自動売買で安定した取引をうためには、VPSが必要不可欠になります。

そうは言っても『本当に必要なのか？』と思う方もいるかと思います。

リモートデスクトップ（VPS）はサーバーを借りるので月額費が必要になります。（1500円程度/月）
なのでそこの金額を抑えたいと言った方も少なからずいるでしょう。

しかし、24時間PCをフル稼働＆安定した環境に置くことは難易度が高いです。
具体的には下記のようなリスクが潜んでいます。

これらは一例であり、他にも安定してEAを稼働できなくなってしまうようなリスクというのは存在します。

設定さえしていまえばスマホからの操作が簡単に出来ます。
※電波状況に問題が無ければ

スマホで操作できるようにするには、対象アプリのインストールと設定が必要です。

自宅PCだと外部要因の影響によってEAとの通信が取れないことが多々あります。

急な停電や強制再起動など予期せぬトラブルに巻き込まれることなど。

EAを安定して24時間稼働させ続けることができるのは、VPSの一番の強みです。

EAを稼働し続けるにはPCを２４時間稼働させる必要があります。

この行為はPCにとって、かなり負荷が掛かります。

また、PCを持っていなくて
EAを稼働させるためにPCを購入することを思えば初期費用をかなり抑えることが可能です。

初心者の方とってEAを設置するのはかなり難しいと思います。
VPS登録～導入～EA設置と色々と手順を踏まなければいけません。

登録し、ログイン情報さえ用意できれば【EA設置代行】も可能になります。

基本的には配布されているEA業者での管轄になりますので、
これからＥＡを使う予定のある方や現在困っている方は【EA設置代行】があるかどうかを問い合わせてしてみてはいかがでしょうか。

先ほどはVPSを使うメリットを挙げてきましたがデメリットも少なからず存在します。

VPSの契約費用は月額『1500円～2000円』程度です。

契約するサーバーの容量によって異なりますが、
普通のEAであれば１５００円程度のもので十分です。

PC本体を買う方が固定費の何十倍もかかりますので、月額使用料は必要経費と割り切る方が無難かもしれません。